高飛舎blog

京都を拠点に女の道を究める者の集う場・高飛舎のblog。映画感想や女の道を語るメンバーのよもやま話など。
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『雪夫人絵図』 監督:溝口健二 (1950年)
柴田:結構、溝口作品を見つくしてきました。
   で、まだ観ていなかったこの作品を
   なんの予備知識もなく観ました。
   

雪夫人絵図
雪夫人絵図

『雪夫人絵図』 監督:溝口健二 (1951年)
出演:木暮実千代  上原謙  久我美子  柳永二郎  他

『近松物語』『楊貴妃』などを手掛けた日本映画の巨匠・溝口健二が
「昼は天使、夜は妖女」という女の深淵に挑んだ問題作。
旧華族信濃家のひとり娘として育った雪夫人の
激しい愛と絶望に満ちた人生ををエロティックな映像と迫真の演技で描く。


 この作品をみた人は、ほぼ全員一致で
 木暮実千代氏の配役の見事さをたたえるんではないでしょうか。
 お嬢様としての清楚さもあるだろうし、
 妖艶な雰囲気もあわせ持っている。
 和服も似合う。そして色っぽいホクロ。

 なんとも屈折した愛の世界でした。
 夫・直之も妻・雪への愛が歪んでいて暴力的でしか示せない。
 雪は夫を憎みながら肉体は夫を求める。
 雪が心を許す方哉は雪を直之から連れ去る強引さはない。

 これね〜、方哉氏が雪を奪うだけの度胸があったら
 全員楽になったんじゃないかと思うんだけど。
 でも全員「いくじなし」だったってことですね。
 
 もう全体的にエロティックでしたね。
 女中の雪への想いとかもはじめっからエロティックでした。
 そう思わせる説得力として、
 雪役の木暮さんがめっちゃ妖艶だったというのが良かったです。

 
| 柴田洋子 | 4.5畳映画館(邦画感想) | 22:21 | comments(1) | - |
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雪は旅館を始めました.少し言い方を変えれば、会社の経営を始めたのです.
女中にやってきた女の子、この子は旅館の仲居の仕事をすることになった.少し言い方を変えれば、新入社員で会社に勤め始めたのと同じことです.
女狂いの夫が、家のお金=会社のお金を使い込んで、会社は倒産してしまった、旅館は他人のものになってしまいました.
なぜ、そうなってしまったかと言えば、雪が男狂いで、夫と別れることが出来なかったからです.
会社の経営者としての責任感が問題なのであって、男女の恋愛問題ではないのです.
だから、方哉は旅館の手伝いはしたが、雪が恋愛を求めても拒んだのですね.
経営者としての雪を、新入社員の女の子の視点から描いた作品.駄目な経営者だったのです.
| ルミちゃん | 2013/01/11 4:04 AM |











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