高飛舎blog

京都を拠点に女の道を究める者の集う場・高飛舎のblog。映画感想や女の道を語るメンバーのよもやま話など。
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『兄とその妹』 監督:島津保次郎 (1939年)
柴田:若き日の青年・佐分利信氏が好きですねぇ。
   なんか、不器用で男らしい印象があるのです。
   
   で、彼の若き日の代表作の一つだと聞いた
   「兄とその妹」を見ます。


『兄とその妹』監督:島津保次郎 (1939年)
出演:佐分利信 桑野通子 三宅邦子 笠智衆 他

サラリーマンの間宮(佐分利信)は妻(三宅邦子)と妹(桑野通子)との3人暮らし。
会社の重役との碁で毎日帰りの遅い間宮を、
妹は同僚のやっかみを買うのではないかと心配する。
貿易会社で社長秘書をする妹は、
会社に出入りする青年(上原謙)から見初められる。
間宮の会社の重役が彼の叔父であったため、
その縁談が重役経由ですすめられるが・・。


 この松竹らしいメンバー、松竹らしいホームドラマ、いいですねぇ。
 どうもささやかな日常動作が美しく感じます。

 妹が出かける時に兄の靴を磨いてあげるとか、
 兄が顔を洗うときに袂を持ってあげるとか。
 
 妻が夫のコートのホコリをはらってあげてるとか。

 妹が誕生日会を開いて、後で義姉に費用を払うとか。
 お土産にアイス買ってくるとか。
 
 夫である佐分利氏も妻の掃除をちゃんと手伝っているあたり、
 昔の男も優しいとこあるやないか、とほほえましい。

 こういう日常のなんでもないようなことを、
 省かずきっちり描かれると、日常生活が愛しく感じられますね。
 心がやさしくなるわ〜。

 
 物語のほうは、本当にささやかなものでした。
 佐分利氏の不器用で生真面目な感じが、なんか可愛らしい。
 「自分は間違ったことをしていないんだから」と
 堂々としているところは男らしい。

 しかしやっぱ妹のほうが周りが見えてるんですかね、
 兄の重役がらみの結婚話を、即座に受けるべきでないと判断したところは
 賢いなぁという感じです。

 でも妹の気遣いかなわず、正義感あふれる兄貴は会社を辞めちゃうんだけど。
 その兄についていく妹は、やっぱえらい!
 

| 柴田洋子 | 4.5畳映画館(邦画感想) | 11:49 | comments(0) | - |
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