高飛舎blog

京都を拠点に女の道を究める者の集う場・高飛舎のblog。映画感想や女の道を語るメンバーのよもやま話など。
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『砂の女』 監督:勅使河原宏 (1964年)
柴田:阿部公房氏の原作はすでに読んでいました。
   すごい話で、非常に面白く思いました。

   で、映画のほうも評判を聞いておりまして
   見たいと思っていたのでした。



『砂の女』 監督:勅使河原宏 (1964年)
出演:岡田英治 岸田今日子 他
昆虫採集にやって来た男は、
砂の穴の中にある未亡人の家に泊めてもらった。
だが、そこから抜け出せなくなってしまう……。
抽象的な原作を映画化した作品で、カンヌ映画祭審査員特別賞等を受賞している。


 なーーーーーーーーーーー、こわ〜・・・・・・・
 このモノクロの画面を見ただけで、怖かった・・・ 
 海のように広がり、流れる砂が、すごい・・・

 若き岸田今日子氏の色っぽいこと。
 閉鎖的な砂の家の鬱屈した中で、ねっとりした彼女の存在が怖色っぽい。
 分厚い唇とか、ちょっとはだけた胸元とか。こわい・・・

 はじめ、岡田氏が砂の家に来て早々の、
 岸田氏との会話のかみ合わない感じが、怖かったですね。
 「砂がすべてを腐らせるんです」
 「そんなわけないじゃないですか、ま、どうでもいいけど」みたいな会話。

 途中、一瞬脱走できたところも怖かったですね。
 
 終わりも怖かったですね。
 いやあ、素晴らしく怖かったですね。
 私、怖いしか書いてないですね。

 希望という貯水穴を大事に抱えて、  
 結局砂の世界に丸め込まれてしまった岡田氏・・・
 なんかもやもやした後味が残りますね。
 わが身はどうだろう、と不安にさせられます。

 
 めちゃめちゃ怖かったですね。
 本当に、阿部公房氏の緻密な文章に描かれた世界が
 視覚的に飛び込んで、自分も包まれてしまった感がしました。
 原作を読み直したいと思います。はい。
 

 
| 柴田洋子 | 4.5畳映画館(邦画感想) | 17:50 | comments(1) | - |
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こんにちは、「砂の女」本当に恐いですね。勅使河原作品は他には「利休」が印象的です。名古屋弁を話す秀吉にひっくり返りました。
音楽は武満徹でしたっけ?正に異才と言った監督です。
ところで、柴田さんが以前ご紹介された「下郎の首」ですが見たくて見たくて気になってしょうがないです。深そうな作品ですねぇ、「忠義」か・・。なんか作品的には小林正樹監督の「切腹」とかあの路線なんでしょうか?昔スカパ−で「下郎の首」は放映されたんですが見過ごしました・・無念。レンタルは無いし、買うしかないのかなぁ。
| 鯨江堂 | 2007/06/02 10:33 AM |











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